若者の約4割が「将来に希望がない」
内閣府の調査によると、日本の若者のうち、「将来に希望がない」と答えた人は約4割。他国の8〜9割の若者が「将来に希望がある」と答えているのと比較すると、日本の多くの若者が将来に希望を持てていないことがわかります。
将来に希望があると答えた若者の人数の国際比較
n= 日本1175・韓国 1026・アメリカ 1036・英国 1078・ドイツ 1034・フランス 1006・スウェーデン 107
出典:平成25年度 我が国と諸外国の若者の意識に対する調査 内閣府
こども・若者には、
未来を描く
「視野」と「自信」が必要
子ども・若者が目指す目標やそこに向かうまでの意欲を見つけて未来を描いていくためには、広い視野や自信を育む環境が必要です。
視野
進みたい道を見つけるためには、色んな人との出会いや体験を通して、自分の「好き」や「なりたい」のヒントを見つけ出す広い視野が必要です。
自信
目標に向かって頑張りたいという意欲を持つためには、成功体験を積んでいくこと通して、私なら「できる」と自分を強く信じる力が必要です。
だけど、
環境はみんなに平等じゃない
生まれ育った環境で教育や体験に格差が生まれる
特に経済的に困難な状況にある貧困家庭では、塾などの教育リソースへのアクセスが難しかったり、必要な学習教材などを整えることが難しかったり、教育を十分に受けられていません。
また、「友達と遊ぶ、自然に触れる」など、誰かにとってのあたりまえの体験が難しいことも多くあります。
出所:公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン「子どもの『体験格差』実態調査中間報告書(2022年12月)を基に東洋経済作成
子どもの体験活動への年間支出額
(内訳)
学校では学力でしか評価されない
現在の学校教育では、子どもたちを評価するテストや通知表の点数など指標は学力が中心です。
「勉強」が得意でない子は、たとえ勉強以外で自分の得意なことがあっても評価をしてもらえる場面が少なく、自信をなくしてしまいます。
7カ国の満13~29歳の若者の意識調査
出典:平成26年度「子ども・若者白書」
- 「次のことがらがあなた自身にどのくらい当てはまりますか。」との問に対し、「私は、自分自身に満足している」に「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した者の合計
- 「次のことがらがあなた自身にどのくらい当てはまりますか。」との問に対し、「自分には長所があると感じている」に「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した者の合計
ネクジェネは、
未来を描く力をつける
「きっかけ」を届けています
ネクジェネは、小学生から大学生までの子ども・若者に、様々な学びや体験の機会を届け、子ども・若者に「視野」と「自信」を育むきっかけを届けています。
ネクジェネが届ける3つの学びの場
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基礎的な学びの場
家庭環境など置かれた環境に関わらず、まずは基礎学力を身につける機会を、どんな子でも得られる社会を目指しています。
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体験的な学びの場
いわゆる勉強だけでなく、体験することを大事にしています。様々なものに触れ、自分の興味や社会を知ることで視野を広げます。
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実践的な学びの場
インターンなどの実践的な環境で主体的に活動する経験を通して、自ら課題発見を発見し、それを解決する力をつけます。
次世代に学びをつなぐ子ども・若者同士の出会いとつながり
ネクジェネに通う子どもと活動の担い手である高校生や大学生の若者。2人が出会いつながる環境があることで、お互いにとって自信や気づきとなり、可能性や選択肢が広がっています。